日本ではお正月も終わり、そろそろ立春・節分の頃、世界では他にもお正月があります。
その一つが Lunar New Yearです。写真は横浜中華街です。

太陰暦でのお正月で、2025年は1月29日、来年は2月17日、再来年は2月6日、と祝日が移動します。
日本も明治時代になるまでは太陰暦を使っていたそうです。

日本では春節、旧正月、と呼ばれていますが、英語圏では Lunar New Year,
中華圏では主に Chinese New Year と呼ばれています。

中国本土だけでなく台湾・香港、華僑と呼ばれる人たちがマレーシア・シンガポールなどの東南アジアにも沢山住んでおり、さらにはシドニーやロサンゼルスなど西洋圏でも中華街があり、多くの国でお祝いされています。
韓国では伝統衣装、中華圏では赤いものや新しい服を身につけます。
赤は幸運や金運の象徴だそうです。
とある、海外のショッピングモール。知人に頼んで撮影してもらいました!

こんな感じで、赤のファッションが目を惹きます!


ショッピングモールの中で、ライオンダンスが始まります!

当教室では、ささやかながら飾り付けをしました。
日本で手に入れるのはなかなか難しく、海外で買いそびれてしまったものは日本の中華街にも少しありました!

教室のみんなにも赤いものを身につけてきてもらいました。
パッと明るくなるようなハッピーなムードです!

中国式のお正月もお年玉の風習があります。
教室では、一人一人に真っ赤なお年玉袋をもらいました。お金は入ってませんが(!)、中国式の豪華な袋に感激していました。

園児〜小1生にはDragon Danceのビデオを英語で見た後、クラフトのアクティビティ。
まずは Coloring! 自分好みのDragonにしよう!

May I have scissors, please?
head と tail を切り取りましょう。

年中さんでも上手にハサミが使えています!

ドラゴンの体部分をzigzagにします。
年長さんと小1生は、手先が器用。さっと折れて得意げです!
Chopsticks を両端につければ、完成です!
さあ、chopsticksを持って、ドラゴンと一緒に Let's DANCE!

次は漢字が書ける小学生のクラフト。「福」文字飾りの作成です。

red origami paper に金色のマスキングテープを使って、squareで囲みましょう。

「福」という漢字を書き入れます。もう学校で習ったかな?
1文字だけを大きく書くのはお習字みたいで緊張しますが・・・。
さすが小学生。漢字は得意です。
I'm finish! さあ、飾ろう!
あれ?文字が曲がったままですけど・・いいの?

実はこれが正解。逆さにすることで福がやってくるそうです!
中国語で、逆さ福(フー・ダオ・ラ)は、福来たる(フー・ダオ・ラ)と同じ発音だから、という説や、逆さにすることで福が廻り回ってくるだとか、色々な説があるようです。
面白いですね!
5年生のクラスでは、Chinese New Year についてのミニブックを作成し、英語で読んで学びました。

お正月には餃子を食べて、赤い服を着て、ライオンダンスを踊るのでしたね。
少しまとまった文章が読めるようになってくると、「英語で」新しいことを学べるようになってきます。
このように、日本ではあまり知られていない文化も、こうやって実際に体験してみることで、親しみが湧いてきます。海外の人とお話しする時、少しでも相手の文化を知っていると話が弾みますし、仲良くなるきっかけにもなります。

大人の世界では、国と国との間で、経済や国防や環境問題などについて、いろいろな思惑がありますが、子供達がグローバル社会に出た時、異なる文化に対して偏見を持たずに、いろいろな国の人や文化を尊重して判断できる大人になってほしいですね!

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